西洋占星術の解説
ソーラーリターンを利用してみる
誕生日数ヶ月前に翌年に切り替わることがある。 |
---|
例えば、7月生まれの人のリターン図の5月が空白で弱く、翌年のものでは強く出てる場合、翌年の方が出てくるようなことがあるようです。次の年の図が、全体的に見て良くない場合、悪化する可能性があるので要注意。次の年のものは早目に見ておくのもいいですね。 |
月の度数、ハウス、アスペクトが重要。 |
感情を表すものなので、一見よさそうなリターン図でも、月にスクエアしかない年は、その月のある時期にショッキングなことがあるかもしれません。MCやASCとのアスペクトも重要です。月が天頂にある年は、仕事面でいいことがあって、それこそ有頂天、みたいな感じでしょうか。 |
月や冥王星がMCにある年は変革期。 |
IC、ASCにいる時も、何らかの大変革があるでしょう。DCは対人面での変化。 |
木星が天頂にいる年は、幸運。 |
木星に比べるとかなり弱いですが、POFも有効です。 |
カイロン・土星が天頂にいる年は良くない。 |
星やアスペクトが集中している時期は活発。IC付近に当たる時期は裏に回る感じ。 |
その年の活躍する時期がわかってしまうわけです。 星やアスペクトが集中しているハウスは、その年のテーマ的な事項になります。 |
何かがあるのは、星やアスペクトの強い位置を多少前後する。ハウスに入る軸の日付もチェック。 |
どちらかというと、ハウス軸の時期が当たる気がします。時期、というのは、例えば獅子座1度ならば、7月24日頃という感じです。 |
太陽のいるハウス、アスペクトも重要。 |
必ずネイタルのホロスコープと照らし合わせる。 |
はっきりと運勢の現れるのは、ネイタルの星と強く絡んだ場合です。ソーラーリターンではMCに何もなくても、ネイタルの土星が来ていたりする、そんな時は良くない年の可能性が高いです。 ソーラーリターン図にネイタルの星を書き込んでおくと便利です。 |
ASCのサインの守護星がその年のテーマになる。 |
どこのハウスにいて、どんなアスペクトをとっているかチェックしてください。さらに、そのハウスの守護星がどんな状態かも見てみてください。 |
ネイタルのホロスコープとそっくりな配置の年は、最悪の年。 |
たまにこういう年が存在します。ネイタルの悪い癖が前面に出てくるようです。 |
ハウスカスプが2つの星座にまたがっているハウスはその年の焦点。 |
例えば、1室と7室が大きい場合、対人関係が強調されるといった感じです。 |
MC・ASC・月のサビアンシンボルを見る |
1~2度ずれることはありますが、この3つで大体その年の傾向が見られます。MCは仕事、ASCや月は自分の気持ち、でしょうか。MCで双子座28度射手座28度なんかが来たら、転職・失業・プロジェクトの中止の可能性があるわけです。これらのサビアンシンボルが強く表れるのは、星が集中しているその年のキーとなる時期、目立っているハウスの方面、のようです。 注意しないといけないのは、この場合のMC・ASCは、その図ができる時期にいる場所で、出生地点ではありません。このため、図ができる時期に毎年旅行される方もいるようです(^-^;)。最悪の年の場合は、それもいいかもしれませんね。 |